着物〜はごろも

着物暮らしの徒然日記
着物まわりの人・もの・事柄
<< 49日と南知多 | main | 若草色のレース >>
豊浜太鼓打ち着物
0

    知多半島の南にある漁師町 豊浜(とよはま)
    鯛まつりは、南知多の奇祭として有名になりましたが、
    晩ならしと本祭りの三日間は「大鯛」のほかに「太鼓打ち」があります。

    この太鼓打ちの着物を保存・管理・年に一度の展示をされている方に
    見せていただきました。

    子供の頃からみていた「太鼓打ちの着物」は今どうなっているのだろう?と
    訪ね歩く。
    すると、代がかわり捨ててしまった、という家もあり、保存、管理するようになる。
    どれほどの価値があるのか?を確かめに京都の刺繍家・長艸氏にみてもらう。
    すると、今では珍しい技法や山車に使う技法が使われていたりと貴重なものとわかる。
    そこで、豊浜の宝としようと、年に一度展示をはじめた。

    今年は、11月7日(土)・8日(日)と伺っている。
    豊浜の体育館にて。
    「着物でお出かけ」で、ぜひ出かけたいですね!
    美味しい魚も味わいつつ、貴重な着物を拝見しましょう。
    150枚は、見ごたえありますよ〜!!!

    「太鼓打ち」とは、晩ならしと本祭りの三日間、小学校4、5年生の男の子二人で太鼓打ちを行います。
    各地区「半月・中村」「鳥居・東部」でペアを組み、半月・東部が男役、中村・鳥居が女役になります。
    男役、女役で太鼓の打ち方が違います。
    ちなみに、鯛にも同じように男役、女役があります。

    男の子たちは、金銀の刺繍をした豪華な衣装を身につけます。
    肩からはあざやかな5色の帯を吊るし、黒足袋をはき、家紋入りの鉢巻を
    きりっと締めます。
    二年、務めるため、晩ならしのときに着る薄物一枚と、

    本祭りに着る着物三枚。

    その着物にあわせての襦袢二枚。

    家紋入りの鉢巻も着物に合わせて三本。
    脚半、手甲、印籠、お守り袋、博多帯、5色の吊るし帯。



    この5色は紅白一反、後の3色は半反を使用。ちりめん地のものはズシリと重みがあります。

    太鼓を打つ撥は、桐。矢を表す紅い布が付けられています。


    昭和30年代当時、衣装を誂えるのに、家一軒分と伺いました。
    着物の柄からお誂えなので、その家柄が現れています。
    網元の家、置屋の家、議員の家…。


    また時代が感じられる出来事やアニメも。刺繍も手からミシンに。

    明治・大正・昭和20、30、40,50年代まで。
    ゆっくり見ていたら、時間が足りません。
    職人さんの心意気が感じられる大正や昭和30年代ものが素晴らしいです。



    これは語るより、是非、ご覧頂きたいものです。





    | | 00:35 | comments(2) | trackbacks(0) |
    コメント
    ああ、素晴らしい…。こいいうの大好きです。
    ぜひこの眼で拝見したいです。
    | 永遠のJガール | 2009/03/23 10:44 PM |
    永遠のJガールさま☆
    11月7日・8日に展示があります。
    8日(日)に着物でお出かけの予定です。
    南知多へ!
    150枚の着物を見学して、新鮮なお魚を頂いて、海産物をお買い物。
    とっても美味しい企画は、いかがでしょうか?

    | トビウオ | 2009/03/24 11:32 PM |
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    トラックバック機能は終了しました。
    トラックバック
    CALENDAR
    S M T W T F S
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
    << October 2020 >>
    RECOMMEND
    四季旬菜100選
    四季旬菜100選 (JUGEMレビュー »)
    木村 惠一
    まず写真が美しい。勢いがある。そそられる。
    旬のものには、エネルギーがあるのが伝わってくる。
    一首添えられて、語られる文章は簡潔だが奥深い。
    「つくし」からはじまるのも嬉しくなった。
    どこからでも読み始められる気ままさもよい。
    手元に置いて、時々眺めたい一冊。

    RECOMMEND
    ハイライトで読む 美しい日本人
    ハイライトで読む 美しい日本人 (JUGEMレビュー »)
    齋藤 孝
    嬉しくなりました。
    ついひと昔まであった愛すべき、美しい日本人のあり方に触れることができたから。
    忘れ去られていたことが、なーんだ!ほんとはそうだったんだ!
    と明るい発見があるものでした。
    日本人のアイデンティティを考える時におすすめの一冊です。
    RECOMMEND
    聞き書き 着物と日本人―つくる技、着る技
    聞き書き 着物と日本人―つくる技、着る技 (JUGEMレビュー »)
    原田 紀子
    着物が仕事着として機能的であることを知る貴重なお話。またぎの装束・たたら着・白衣・日常の中の着物。一番関心をもったのは「着物の手入れと再生」
    その中で、夢蔵の鈴木さんの記事を発見!!!著者の聞き書きの幅の広さに感心致しました。
    RECOMMEND
    安藤明子の衣生活―ずっと着られる衣服を求めて
    安藤明子の衣生活―ずっと着られる衣服を求めて (JUGEMレビュー »)
    安藤 明子
    家庭をもち、子育てをしながら根付いた「サロン」
    慈しみ大切にする気持ちが伝わってきます。
    安藤さんのサロンはきものに通じるものがあります。
    「ギャルリ百草」にて安藤さんにお会いして、彼女のことをもっと知りたくて・・・
    SELECTED ENTRIES
    CATEGORIES
    ARCHIVES
    RECENT COMMENT
    RECENT TRACKBACK
    モバイル
    qrcode
    LINKS
    PROFILE