着物〜はごろも

着物暮らしの徒然日記
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伊兵衛織
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    伊兵衛織(いへえおり) 創作展 ギャラリー安里 にて
    名古屋市千種区末盛1−18
    4月21日〜27日まで


    昨日の夕方、出かけました。
    「伊兵衛織」の名前は、「樋口加奈子のきものまわり」でも
    着姿とともに拝見しておりましが、実物は、はじめてでした。

    伊兵衛織は、静岡県浜松市の郊外にある十五代続いた旧家。
    伊兵衛織の由来は、当主が代々継ぎ伝える名前。

    胴裏や八掛けをつけず、冬でも単で着るという紬。
    厚手でしっとりとした風合いは、通常の紬に使われる糸の4倍。
    太い玉糸(二匹の蚕から偶然つくられる玉繭を紡いだ糸)で織られている。
    糸に糊付けせずに織っているときいた。

    これは、直球!ストライク!!!


    鉄紺色の紬は、緑色と比べると紺に見え、紺色と比べると緑がかってみえる。
    それぞれ深みのある色合いの織物が掛けられていた。
    4種類以上の染料を調合し、糸を何十回も繰り返し手染めしている。
    堅牢度を考えて、科学染料を使用していると教えてくれた。

    先代伊兵衛は、昭和初期、柳宗悦(むねよし)を中心とした民芸運動の推進に携わり、現在東京駒場のある日本民芸館は当初伊兵衛の邸内に設けられたそうです。
    民芸の原点「用の美」そのままに、糸へのこだわり、染めから織りまで
    一反ずつ織り上げた織物。
    大事に仕舞われる着物ではなく、普段にどんどん着てほしい着物だ。
    そのため単衣で着て、丸洗い・生洗いでしてもらえば大丈夫と言われました。

    横段の紬は、強い印象で着物が自分より勝ってしまう。
    グレーの紬は、まだ早いね〜と言われた。
    格子も縞もなかなか難しい…。

    鉄紺地・白の止め絣柄

    ハートをわしづかみ!!!あぶなすぎる。
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